This Category : 季節の作業*夏

いつもの年は梅雨明け前にやるのですが、今年は雨続きで遅れてしまいました。
プラ鉢に植えていると、夏の強い日差しを側面から受けると、プラ鉢が熱を持ち、根焼けをおこす事があります。
根焼けをおこすと、水分も養分も吸えなくなるので生育に影響が出ますので、
直射日光が当たる鉢にはこの断熱シートを巻きます。
これは優れもので、使いだして3年目になります。

バラはロサ・オリエンティスの「トロイメライ」の新苗です。
新苗の時、葉を2枚付けた上でカットしているので、枝が2本伸びて、間の細く枯れたのが新苗の時切った先の所です。
運よくシュートが出て来ているので、これを立派に育てたいので、根焼けをさせたくないのです。
断熱シート販売先の問い合わせがあるので、下記に記して置きます。
あいあいガーデン 〒485-0806 愛知県小牧市野口375
0568-79-2814 担当 西さん

何時も梅雨明けにマルチングしていますが、今年の猛暑で身の危険を感じ(少しオーバー)出遅れていました。
少し慣れて来たので始めました。

使っているたい肥は品質が良いので長く使っていますが、数年前から元肥を混ぜてやるようにしています。
たい肥1袋に元肥500㌘を混ぜています。

マルチングしたら活力剤入りの水をやって置きます。

オベリスクに一季咲きの品種を巻いている場合、花が終わったら切り戻します。
何故かと言うと花がらだけ取っておくと、そこから伸びた枝がオベリスクの頂上を越えてしまうと
戻すことが出来ないからです。

オベリスクは必要ないので庭の隅に置いておき、伸びてきた枝は竹棒一本立てて伸びたら束ねて置きます。
来年はどんな咲かせ方にするかは、冬までに思いつくとおもいます。
低い位置の枝は来年そこに花を付けるので大事にして置きます。

アーチに添わしている「ウィリアム・モリス」が茂り過ぎて来たので、枝抜きまたは枝透かしと言われている剪定をしました。
切った枝は長いので1.3m位、あとは1m前後です。

例えば10本ある枝でも、二股の片方を切れば枝数は半分になります。
枝の途中で切ると、幾つかの芽が出るとかえって茂ってしまいます。
右手で剪定ハサミ、左手でカメラを持ちながら狙いを定めてシャッター切るって結構大変ですよ・笑

私はアーチに誘引するのに太い枝はやり難いので、必要ないと思っています。
これだけ枝を透かしたのに。冬に誘引する時にはもう一度枝を減らす必要があると思っています
アーチ全体にスッキリ咲かせるのが私の理想です。

開花株のポットはそのまま育てるのには小さいので大きな鉢に植え替える事をおすすめします。
植え替えは梅雨のシーズン中の今がいいです。

根鉢は崩さず、根だけを少し緩めます。

鉢は8号ロングスリット鉢に植え替えます。
培養土には元肥を入れて、活力剤入りの水で湿らせた用土で植えつけます。
以下がポイントです。
植え付けた鉢を鉢底皿の上に置き、鉢土に水を入れて行き側面のスリットの低いのが隠れる位まで水を入れます。
3日間スリットの低い位置が隠れる位水を入れ続けます。
置く場所は風通しの良い日陰です。
葉がこれだけあると葉からの蒸散も多く、根をいじっているので普通の水やりでは追いつかず、枝先がうなだれる事があります。
3日位なら過湿にならず、水耕栽培みたいにして置くと発根も早くなります。
その後は鉢底皿を外し、10日位は鉢の中の湿りは多めにして置きます。
何日おきに活力剤入りの水を使うと効果的です。
このやり方は暑い時期の私の植え替えの仕方です。