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暦の上では冬なのに、数は少なくなって来ましたが良い花がまだ咲いています。
エミリーは1992年発表のイングリッシュローズで、小ぶりな樹形で四季咲き性がとても良いです。
香りも良く大事にしている品種の一つです。
花の大きさも小ぶりで、花弁数もまだ少ないです。




シュートが伸びてきたグラハム・トーマスが、2mのフェンスを越えて表を見ています。
花が咲き終わった頃をみて、内側に誘引します。

今年は誰に聞いても、気候のせいか秋花の咲くのが遅いと言っていました。
我が家でもその傾向からか、花数はともかくいつもより長く咲いていましたが、その花も終わりに近づいて来ました。
「エミリー」は花芯にボタンアイが見えるイングリッシュローズ1992年発表の花です。
とっくにカタログ落ちしていますが、小ぶりで四季咲き性もいいので気に入っている品種です。

この花だけですと何だか判らいと思いますが、1990年発表のイングリッシュローズ「アンブリッジ・ローズ」の最後の花です。
ミルラの香りが強いアプリコット系の花で、本来の花ではないですが、私は咲いてくれていればいいのです。
一昨年、オースチンの本社に行った時、夜の会食の時イングリッシュローズで何が好きかと聞かれたので、
迷わず「アンブリッジ・ローズ」だと言ったら、いつまでそんな古いのにこだわっているのだと言われましたが、
好きなものは好きなんです。

秋花ですが春の花のような雰囲気で、私的には「グレイス
」の標準的な花だと思います。
四季咲性はよく、柑橘系の爽やかな香りですがけっして強くはあいません。