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この株は前の家から持って来て、アーチの足元にあります。
少し遅咲きの所があり、シルクのように薄い花弁の花は、満開になる頃、雨が降る事が多くベランダに置いて居ました。
このバラは病気や障害をもつ子供たちを支援する慈善団体のチャリティ・オークションで、
モーレー夫妻がこのバラの命名権を買い取られ18歳で亡くなった愛娘にちなんで名づけられました。
バラにはそれぞれ物語があいますね。

今年は天候のせいか絞りが鮮明ではありません。
イングリッシュローズの枝変わりの話は時々あります。
岐阜の花フェスタ記念公園内のイングリッシュローズの枝変わりを3品種知っています。
ここに行く楽しみにしていますが、11月に行った時は1品種だけ確認できました。

このバラを育てている方は、他のバラより「遅く咲く」でだいたい納得頂けると思います。
キャサリン・モーレーが好きでアーチの左側に植えています。
困ったことに右側のウィリアム・モリスと花期が合わないのです。
アーチの左右に違うバラを植える場合、花期が同じにしないと「アーチに花を咲かせる」にならなくなります。
しょうがないので脇にロードリー・オベロンを添わせています。
どちらも好きなバラなので、花期が違って咲いてくれたらこれも良いなと思っています。
この品種はオークションによって,モーレー夫妻の18歳で亡くなった娘さんの名がつけられました。
このバラを鉢でコンパクトに育てていた頃は、満開になると何故か雨に降られるのでベランダに入れていました。

我が家で育てている「絞りのメアリー・ローズ」です。
ピンクの濃淡があり、春はあまり目立ちませんが、今頃咲くと絞りが良くわかります。
メアリー・ローズは種が安定していないのか、いろいろ変異種が出ています。
メアリー・ローズの枝変わりで、より淡い「ルドゥーテ」白花の「ウィンチェスター・キャシードラル」はイングリッシュローズで品種としてありますが、それに当てはまらないのもあります。

ピンクがかったツボミが開くと、一重のクリーム色のグラデーションが花芯から外に向かって淡くなります。
満開になると花弁は純白になります。

大きな房咲きになる花は、シーズン中繰り返し咲き続けます。
結実しやすいですが、次の花のためにも取った方がいいです。

ソフトな柑橘系の香りですが、これだけ咲くと香りに包まれます。
トゲがまれにあるぐらいなので、ヘッジなどに植えても安心です。
キュー王立植物園の250周年記念にこの名前が付けられました。