This Category : 日本の育種家

春は房咲きで沢山の花を咲かせ、その後も咲き続けて秋になると一花咲きになります。
初冬になると開花もゆっくりになり、カップの好ましい形が長く続いています。
耐病性がよいロサ・オリエンティスの仲間で、薬散(殺菌剤)は五月の開花後一切やっていません。
どの品種も薬散なしで葉も綺麗です。

キルケ
この時期の花はチョット乱れたオールドローズのような咲き方します。

グリスターン
透明感のある黄色の花でこの形で長く咲いています。

リサリサ
グラスと背比べするように咲いています。

花弁や葉にまだ水滴が付いています。
花の大きさも春の花に近付いて来ています。
雨による花痛みも少なくやはり優秀です。

カラーミックスしたこの花は「ブロドリー」といい、河本麻記子さん作出の「ローズ・ドゥ・メルスリー
(手芸屋さんのバラ)」シリーズの中の品種です。
この時期になって色に深みが出て来て、いっそう一層魅力的になって来ました。

雨上がりの朝撮った画像で、このくらいの咲き方が好きです。
残念なのは先日の台風にあおられて、トゲで外弁に穴が開いて居る事です。
11月のセミナーの予定です。
会場でお待ちしています。
長崎県 HIヒロセ長与店
長崎県西彼杵郡長与町
日時 11月2日(土)
季節のバラの育て方について。
秋の肥料、咲いた秋花の剪定、つるバラの事、冬剪定までのお話しさせて頂きます。
1回目:10:00~
2回目:13:30~
長崎には前日入り、世界文化遺産の教会を訪ねようと思っています。