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2018
09/01
Sat
Category:2018

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vol.90 (2018.09.01~)

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品種名 : ニュー・ウェーブ (NewWave)  
作出 : 2000年 寺西菊雄氏
花期 : 四季咲
花色 : 淡い藤色
花径 : 8~10cm
樹高 : 1.2m
香り : 中香

このバラが発表されたのは2000年です。
私がニューウェーブを最初に見たのは2002年頃で、
チェルシーガーデンに入荷した大苗に付いていたラベルの写真に引かれ、自分で育ててみました。

5月に咲いた時の印象は、ラベルの写真通りに波打つ花びらと花弁の多さで、今まで見た事がない花に驚きと新鮮さを感じました。
それまでのハイブリッド・ティは剣弁高芯咲きの整形花でした。
当時の私はイングリッシュローズにのめり込んでいた頃で、剣弁高芯咲きのハイブリッド・ティは興味の外でした。

私が驚いたのも無理はありません。
NewRoses2018年春号に、21世紀の日本のバラのスタイルは、ニューウェーブで確立したと記されています。
その後、日本のバラは新しいものを求めて変革を続けています。

作出者の寺西さんとは親交を深め、何度も伊丹バラ園にお伺いし、氏が東京にお出での時は食事を共にさせて頂きます。
寺西さんのお人柄は暖かく親しみやすい方で、お会いした時は当然バラの話になりますが、
いつもこれからどんな花に人気が出るか尋ねられ、いつまでも新しいバラ作りの探究心をお持ちです。

趣味の園芸(本)に毎月 「世界がときめくにっぽんのバラ」 というタイトルで連載され、テレビ放映もされています。
その中で氏が作出した品種の「天津乙女」「マダム・ヴィオレ」がすでに紹介されていますが、
どちらも日本を代表する整形花のハイブリッド・ティです。

いま発売中の趣味の園芸9月号では、このニュー・ウェーブが紹介されていて、
9月16日の趣味の園芸のテレビ番組の中で紹介される事になって居ます。

今までの作風と全く違ったニュー・ウェーブは、
交配した中で純粋に「このバラはおもしろい」という、長年バラだけを見続けてきた育種家の感性で株を残して置いたものでした。

うすい藤色に淡いベージュが感じられる花は、春は房咲きになって咲きます。
我が家にあるニュー・ウェーブは何代目かで、草花の中で咲いていても違和感がないハイブリッド・ティです。




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2018
08/01
Wed
Category:2018

vol.89 (2018.08.01~)

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品種名 : ペネロペイア ( penelopeia)  
作出 : 2018年 日本 木村卓功氏
花期 : 四季咲き
花色 : ピンク
花径 : 7cm
樹高 : 1.6m
香り : 強香


この品種は今春から新苗で発売でした。
お披露目は、5月8日から始まった横浜クイーンズタワーの横浜バラ展で
鉢植え大株が鉢から溢れるように咲いていたのが展示されていました。

その後18日からの国際バラとガーデニングショウでも、別の大株が展示されていました。

日にちが開いている両会場で同じように咲いていたというのは
もちろんプロとしての技術によりますが、花持ちが悪いとこうはいきません。

どちらも低い位置からの分枝で、咲き姿がとても良かったのが印象的でした。


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花はピンクを基調にしながら、咲き進む間にクリーム、アプリコット、黄色が垣間見られみられ
房咲きの色のハーモニーがとても美しいです。

ゆるやかに波打つ波状弁咲きで、弁先が尖るのは交配親のシェエラザードの特徴からきているように思いました。
花色と花の大きさから、庭で周囲の草花とも馴染みやすく、耐病性もいいのでミックスガーデンに向いています。

枝にはトゲガ少なく、分枝も良いシュラブ系なので株姿も変えやすく、コンパクトな仕立てから、
秋に枝が伸びるシュラブの性質を利用してオベリスクに沿わせたり、アーチにとバラ遊びにはもってこいの品種です。

香りは濃厚なダマスク系にスパイス、ティー香を含んだ強香です。

名前は木村さんお得意のギリシャ神話からで
オデュッセウスの帰国を辛抱強く待ち続けた妻の名前から付けられています。


我が家にはこのバラの交配親のシェエラザードがあり、無農薬に近い状況で育てていますが
このペネロペイアにも期待していて、いま新苗で育てていますが木作りのため摘蕾に努めています。




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2018
07/01
Sun
Category:2018

vol.88 (2018.07.01~)

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品種名 : リアン・ローズ Lien Rose 
作出 : 河本純子さん 2016年発表 (「Colline Rouge Series」 赤塚植物園専売)
花期 : 四季咲き
花色 : ピンク
花径 : 10cm
樹高 : 1.2m
香り : 強香  


桜の花びら色のピンクの花で、春の一番花はゆうに10cmあり、花付きが良く、それが房咲きになるのでとても華やかです。
香りはかぐまでもなく、甘いフルーツ香が周囲に拡散してきます。

この花を見たのは5月にセミナーのため訪れた、三重県の赤塚植物園にあるレッドヒル・ヒーサーの森のローズガーデンです。
ガーデンの中心に植栽されていたリアン・ローズに圧倒されました。
ここで初めて、河本純子さん作出で赤塚植物園さんの専売と言う事を知りました。

実はその前に一度、国際バラとガーデニングショウの赤塚植物園さんのブースで初日に見ていたのです。
人気があり会期途中で品切れになったとあとで聞きました。

いまは、一番花が咲き終わって剪定した枝にツボミが付いているので、四季咲き性もよさそうなので楽しみにしています。
1.2m位の大きさで、香を楽しむのであれば鉢植えにして置くのが良く、葉は比較的浅緑なのでピンクの花に良く合っています。
この花の香りの印象は、ネット上の情報と違い私には香りは強く感じました。
花名の「リアン」はフランス語で「絆(きずな)」を意味します。


リアン・ローズ 180530 赤塚植物園
  ↑この春5月に伺った”赤塚植物園”での様子です。



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2018
06/01
Fri
Category:2018

vol.87 (2018.06.01~)

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品種名 : キルケ Kírkē (Rosa Orientis Style ”Mode”)
作出 : 木村卓功氏  2017年発表 
花期 : 四季咲き
花色 : 淡いピンク→アイボリー
花径 : 7cm
樹高 : 1.3m
香り : 強香  

春は、とにかくよく咲きました。
秋の花は深みがあるというので、2017年秋発表されたこの花の初めて迎える今秋を楽しみにしています。

若草色を含んだツボミから、6~7cmの花になり
思い切り花弁が詰まったロゼット咲きで
咲き始めは時にうっすらライラック色を帯びたピンクの花は、咲き進むと周囲のアイボリーに溶け込むように淡くなっていきます。

春は小ぶりな木姿と中輪の花が、庭では草花とも馴染んで庭の景観になっています。
今はフロリバンダのように育てていますが
丈夫で樹勢が強いので、夏から枝が伸びてコンパクトなつるバラとしても使えるとの事で
どうするかはその時になって考えます。

高温と蒸れで、下葉を落とす事があるとのこと
これからは通気性の良い場所で育てるのがいいので
今は草花の側に置いて居ますが、この先は庭の中から出すつもりです。

花色が変化して行くので、花持ちは良いほうで
香りはダマスクにティ、フルーツの香りがミックスした心地よい香りがします。

可愛らしさと妖艶さが同居するこの花の名前は
ギリシャ神話で、オデュッセイアを虜にした魔女キルケのイメージに重ねてつけられた。





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2018
05/01
Tue
Category:2018

vol.86(2018.05.01~)

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品種名 : ブロドリー Broderi
作出 : 2017年秋
花期 : 四季咲き
花色 : 茶色系
花径 : 8cm
樹高 : 80~100cm
香り : 中香 (ティー)

女流育種家の河本麻記子さんは、大好きな手芸の世界観をバラの育種に取り入れて
作出したバラたちを「ローズ・ドゥ・メルスリー(手芸屋さんのバラ)」シリーズと名付けました。

この「ブロドリー」は、昨秋発表になった「ローズ・ドゥ・メルスリー シリーズ」の品種です。

庭で咲く時は、周囲の花たちに溶けこむ仲の良さで、流行りのフラワープリントのファブリックのようです。
また花色は季節により表情が変わり、茶色系とも言い切れず・・
切り花にして室内に飾った時や、見るむきによって変わる花色は
まさしく沢山の色糸で編み上げたジャカードクロスのように色に深みがあって、育てる方だけの新鮮な喜びです。

シュラブのしなやかな枝ぶりのコンパクトな樹形で、手元に置いて育てるのには丁度よく、鉢で育てるのに向いています。

花色に相応しいほんのり甘いティーの香りも魅力です。






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