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なんとクリスマスローズが30頁以上の特集で、私の知るかぎり園芸雑誌では初めて見ました。
ビオラも人気の宮崎ビオラの情報も見逃せないです。
冬の鉢バラの管理も押さえています。
寄せ植えの話など読み物満載です。

クリスマスローズ特集の中で目を引いたのは、加藤農園加藤さんの育種の秘密です。
発芽から開花まで一年で花を咲かせる秘密もオープンにしていますが、経験が伴わないとマネは出来ません。
一年で花が咲かせられるという事は、毎年交配が出来るので、新花のスピードも速く、
サンシャインのクリスマスローズ展のコンテストではコンスタントに上位入賞しています。

宮崎は年に数度の台風が無かったら、植物を育てるのには天国です。
そんな宮崎生まれの植物を発信し続けていうのが川口のり子さんです。
宮崎生まれのビオラは今ではメジャーで、その魅力に皆さん癒されています。
鉢植えのビオラは宮崎生まれのLadyです。

宮崎の女性のビオラ育種家の先駆けで、「碧いうさぎ」で有名なコオロギノブコさんはその後も
幾つものブランドを立ち上げ、ブランドイメージにあったビオラを作り続けています。

春に沢山の花を咲かせるのには、鉢の土かえ、剪定、予防消毒など冬の管理が大切です。

暑さはもう少しの辛抱ですが、季節は間違いなく動いています。
あと10日もしますと秋花のための整枝剪定の時期になります。
また7月はコガネムシが多く、油断すると葉を食害され葉脈だけにされたのがありました。
そうしますと当然鉢内に卵を産み付けられています。
夏の暑さの後に来るのは、台風や秋の長雨で病気も出るし、苦難が続きますね。
なのに、なぜバラを育てているのだろうと自問することがあります^^
やはり綺麗に咲いた花を見ると何物にもかえられませんね。

暑くて薬剤散布も大変な時、いい薬剤が今年発売になっています。
土に撒くだけで虫と病気の予防になるので、お手軽な所があります。
殺虫成分はオルトランDXに使われているのと同じなので、コガネムシ幼虫など土の中に居る害虫や、鉢植えの葉を食害する虫に効果があります。
殺菌効果は微生物(B.t.菌)の作用により植物の抵抗力を高め、丈夫にすることで病気を予防する(抵抗性誘導)と言う薬剤で、うどんこ病に加えて黒星病の認可も取れたとの事です。
これから月末位に撒くのが効果的だと思っています。
孵化したコガネムシの幼虫などの害虫や、夏の暑さで葉をふるって新しく出て来た新芽や、秋剪定した葉の病気に対する抵抗力付けるのにいいと思うからです。
8~10号鉢で約5g(アバウト茶さじ一杯)を鉢の表面に撒いたら、必ず水やりして浸透させて下さい。

バラはロサ・オリエンティスの「リラ」で耐病性に優れ葉が綺麗です。
でも害虫のためにやりました。

女流育種家河本麻記子さんが作出した、女性目線の優しく癒しになる花の数々は、ご本人が好きなレース編みや刺繍など手芸に因んで、「手芸屋さんのバラ」という意味を持つ「ローズ・ドゥ・メルスリー」というシリーズで、次々と新しいバラを発表しています。
今回その魅力的な花を、魅力的に撮った写真を使ったポストカードが発売される事になりました。
発売は岐阜花フェスタ記念公園内のカフェ「The Garden」と、ここのサイトで発売中です。



5月24日に冬に強剪定した株の様子ご覧に入れましたが、その時ツボミだったのが咲いて来ました。
品種名を書くのを忘れていましたが、このバラはル・シェル・ブルーです。

5月24日の画像です。
一枝だけ濃い緑の葉で咲いていて、あとはツボミだったのが咲いたのです。

今の時期は株作り優先なので、写真を撮ってすく花茎は切りました。
このままいくと、早めに台風で枝が折れる前の株立ちに戻りそうです。

バラ好きにはたまらない情報誌で、今春発売の新品種情報や読み物満載、
お出かけもままならないゴールデンウィークの読み物に最適です。
本屋さんに行くのも大変でしたら、楽天「バラの家」さんからクロネコDM便で送料無料でお届けできます。
バラはブルー・ムーン・ストーンです。

【特集】 むらさき匂う 日本の新品種5品種を中心にビジュアル表現
バラはカラー・オブ・ジュピターです。

【特別企画】 育種家・ローズアドバイザー・研究者 ロザリアンたちが語るバラとの出逢い。
バラはオリビア・ローズ・オースチンです。