This Category : Dear English Roses

ムンステッド・ウッド
ウィリアム・シェイクスピア2000の後継として発売され、こちらの方が優れていると言われましたが、
ウィリアム・シェイクスピア2000はウィリアム・シェイクスピア2000です。
181021 花菜ガーデンで撮影

スカボロ・フェアー
イングリッシュローズでは少数派になる、セミダブルの中輪房咲き。
花付きが良い反面、色が褪せるのが早く散りも早くいです。
181021 花菜ガーデンで撮影

ザ・メイフラワー
特別花が多い訳でもなく、華やかさもイマイチですが、耐病性がよく、黒点の無い葉が紅葉する事があります。
181018 港が見える丘公園で撮影

何度か訪ねたローズガーデンですが、この時が一番ドンピャでした。
奥さま作出の女神の像はローズガーデンのセンターに設置されています。

ここに来る度に気になっていたのが、西洋イチイの生垣の向うのレンガ作りの古い建物でした。
よくスタッフにあの建物は何ですかと聞くと、1700年代の建物だよって言うだけでした。
実はこここそデビッド・オースチン氏の館で、今回ここのプライベートガーデンでお目にかかりました。

レストランと売店が入っている建物で、横から撮ると小さく感じますが、正面から見ると大きいです。

オースチン氏の悲報に接し、今までの交流が昨日のように思い出されて来ました。
私のイングリッシュローズとの出会いは、1987~8年イギリスで、です。
その頃グラハム・トーマス、メアリー・ローズとご縁があって育て始めたのがはじまりです。
その後正規で国内販売が始まると、留まる所が無かったです。
その頃、イングリッシュローズのカタログや海外の文献を見ますと、シュロップシャーの
イングリッシュローズガーデンの写真に
必ずと言っていい程彫刻家の奥さま作出の女神像が写っていました。
一度は訪ねたい所と思って居ましたら、1998.06.25に念願がかないました。
オフィスで初めて彼に会い握手した時の大きい手が今でも手に残っています。
しばらく話をしていて、今回お訪ねした目的に女神の像の前で一緒に写真を撮って貰うのが大きな希望ですと言ったら、
快くガーデンの中の女神の像まで行き、一緒に撮ってもらったのがこの写真で、私の宝物です。
当時まだデジカメは無く、フイルム写真なので右下に撮影日が入っています。
その後、彼が私の作業場を見せてあげるからと、旧式な温室がある場所など案内してくれて、
いろいろ説明してくれて、私もすっかりハイになっていたと思います。
見終わって、オフイスに向かう頃はすっかり打ち解けていて、彼は肩を組むように歩き、
「君はバラのハートがわかるナイスガイだ」と言ってくれました。
私にとってこれ以上嬉しい褒め言葉はありません。
帰りがけには彼がサインしてくれた著書まで頂きました。

この写真は2005.07.01に行った時ので、この時はパット・オースチンが綺麗に咲いているから、
そこをバックに撮ろうと言ってくれました。

その後も何度か訪問していましたが、その後病気になったと聞いて居まして、カタログなどには以前の写真が使われ、
消息がまったくわからないで居ました。
その後2015年にイギリスのブリーダーやガーデンを見に行く機会があり、オースチンの所は2日取ってありました。
行く前に、オースチンに会いたい旨を再三にわたり行っていましたが、色よい返事はありませんでした。
1日目はテストフィールドや生産現場など見ていて、折に触れオースチンに会いたいと言っても、はぐらかせていました。
2日目行ったら、広報の人が15分間だけ会うと言われ驚きと、嬉しさでいっぱいでした。
お目にかかった場所は、ご自宅のプライベートガーデンで、杖をついてお出でになりましたが、
元気そうで以前に会った時と変わっていませんでした。
15分の予定が1時間位話をしてくれました。
これが最後でしたが、とても良い思いでになりました。
ご冥福をお祈りいたします。

ウィリアム・モリス
先日も紹介しましたが、別の所でこれがウィリアム・モリス
の顔だ~って咲いていました。
大きさも10cm越えの花です。

バスシーバ
大きくなるイングリッシュローズなので、枝を束ねて置いたら所で咲いています。

パット・オースチン
エンドレス剪定しているとエンドレスに咲いています(笑)
まだ当分咲きそうです。

アンブリッジ・ローズ
イングリッシュローズでどの品種が好きですか、と聞かれることがあります。
イングリッシュローズは全部好きなので(笑)困りますが、アプリコット系ではこの花が一番ですと言いますが、
全部の中でも一番かも知れません。
この花は運よく低い位置で咲いたので、とても綺麗な咲き方をしています。

グレイス
花付きが良いので、花の左上とか下の方ギリギリに花を切った後が見えますが、何とか撮り方でカバーしています。
本当の花はもっと輝きがあります。

チャールズ・レニ・マッキントッシュ
咲いているのが当たり前のような気がして、いざ撮ろうとすると中々いい写真が撮れないのがこの花で、
大事に撮ろうと思わないのも不思議です。