This Category : Dear English Roses

春は房咲きになる花も、今の時期になると花も小ぶりになり、深いカップが中々開いて行かない所もいいものです。
深いカップの中の蜂蜜色の花弁は、開いていくにしたがいだんだん淡くなっていきます。

秋は枝先に一つだけ咲き、同じ時に撮った別の花ですがこちらの方が少し咲き進んでいます。

古いイングリッシュローズですが、まだ四季咲き性がよいフロリバンダの雰囲気です。
発表後早くにカタログから落ちています。
この株で咲いた写真が、2010年発売の別冊NHK趣味の園芸「イングリッシュローズのすべて」の
119頁に載っていますが、長く手元にある品種です。
樹高1ⅿ位ですが、シュートの先に咲きました。

この写真は4日前に撮ったので、伸びた枝先にうつむいて咲いているので撮るのが大変でした。

今盛んに咲いています。
小ぶりなので、周囲のケイトウに囲まれています。
ケイトウは宮崎県の松永氏が長年かけて改良を重ねて作られた「日向の秋」で、
柔らかい色がバラの花によくなじんでいます。

夏は葉をふるう所がありますが、秋は葉も復活して細い枝先に自由に花を咲かせます。

2020年発表イングリッシュローズ
秋は咲き進むのがゆっくりで、深いカップ咲でここまで開いた所でどうなって行くか楽しみです。

満開になった所です。
まだ、ツボミがあり秋も普通に咲く四季咲きです。
先日紹介したザ・カントリー・パーソンといい、今年発表のイングリッシュローズ2品種は耐病性、四季咲き性
ともに当たりです。

秋にこれだけ咲くイングリッシュローズは貴重です。
上の方にはまだツボミも残っています。
フルーティな香りがあり、1mくらいの木姿で鉢植えにもってこいです。
鉢は大苗を植え付けた時のままのです。
経験的に輸入苗は秋まで大苗で植えたままの状態で置き、この花が咲き終わったら植え替えます。
ただ植え込み用土にもよります。

春は房咲きになりますが、秋は単花咲が多いですが、ツボミがつく枝が多いです。

外側の花弁が白いので、沢山咲いてもやわらかい感じです。